だいぶ間があいてしまいましたが、先日ちょっと書いた「療育手帳」について書きたいと思います。
療育手帳ってナニ?っていう方、けっこういるんじゃないかなあ。
私は全然知らなくて、パパがネットで調べたという資料を持って帰ってくるまで何のことかわかりませんでした。
簡単に言うと、市や県で知的障害があると認定された人に与えられる手帳のことで、障害の度合いによって数々のサービスが受けられるというものです。
申請が結構時間がかかるものでして、いまだに手帳は手元にありません;なので、具体的なサービスをいろいろ挙げることはできないのですが……覚えているのは「タクシー代が割引になる」のと「特別児童扶養手当が出る」ということ。
詳しくは市のホームページ等に載っているので、気になる方は見てみてください。「療育手帳」で検索すれば、どの市でも詳細がみつかると思います。
これは私の住んでいる市でのことですが、療育手帳の申請は以下のような手順でした。
1. 申込み必要なものはホームページに書いてあると思います。私の場合は「認印」と「写真」、それから「母子手帳」でした。
支援課に行って申込みをする際、子供に関するアンケートのようなものを書かされました。普段どんな様子か、どんな癖があるか、おむつはとれているか、食事はひとりでできるか、今までに医療機関にかかったことはあるか、…etc.
出生時~現在までの体重身長を含めた発達の様子を書く欄もあるので、母子手帳は必須です。…いや、ちゃんと覚えていれば必要ないんですけどね(笑)
結構時間がかかるので、時間に余裕のあるときに行くといいと思います。子連れでは絶対に辛いです。どうしても子供と一緒になってしまう場合は、アンケートを持ち帰って家で記入し、市役所に持っていくという方法もとれました。
2. 所定のセンターで面談&知能テスト申込み後、手帳発行のための審査を行う機関(私の市では児童相談所でした)とやりとりし、面談の予約をとりました。思ったよりも早い連絡があり、面談の日取りも1週間以内でした。
面談では子供の簡単な調査(いわゆる知能テストです)の時間と、親が普段の様子を話す時間のふたつがありました。
この日の面談で、手帳の発行の有無やその程度がほぼ決まると思います。保険センターや医療施設に行ったことのある人は見たことがあるんじゃないかなーと思うのですが、色々な項目のあるB4くらいの紙がここでも出てきます。「ジャンプができる」とか「単語がひとつ以上言える」とかずら~っと上から下まで書いてあるやつ。あれがすべての基準なんじゃないかなー、たぶん。
知能テストについては、結果は教えてもらえませんでした。でもちらっと数字が見えたような…。ちょう低い数字だったけど、言葉がわからないんだもの、仕方ないよね;
3. 精神科医師の診察上の面談とは別の日に、同じ児童相談所に行って診察を受けました。特にこれといったことはなく、面談での結果に間違いがないか軽く確かめる程度?な印象。
そういえばここで、「赤ちゃんの頃は何も気になるところはなかった、よく笑うし抱っこも好きだし歩き出してからも特に何も…」と言ったら、引越しの多さが原因のひとつの可能性…と示唆されてガーンとなりました。あくまでも可能性があるっていうだけですが、もしそれが影響していたら…(ガーンガーン)そりゃあまだ4歳なのに今の地が生まれてから5つめの土地って、そりゃないよね…確かにね…。
で、診察のあと面談の時の人と結果を話しておしまい。
手帳は発行されたらそれで一生、ということではなくて、3年に一度今回と同じように審査を受けなければならないそうです。
手帳が出来上がるまでは3週間くらいかかり、うちもほんの数日前にやっと通知がきたばかり。戸籍謄本が必要だったりして手続きがまた大変です。うち、本籍遠いんですよね~え。
そんなわけで、また手帳を取りに行ってからその②を書きたいと思います。
……認定されてしまう、っていうのは何となく複雑な気持ちだけれど、手帳があることで何かがかわるかもしれないと思ってます。タクシーとか全然乗らないからサービスは活用できなさそうだけど(笑)
パパがみつけてきた情報サイトさんでは、「2~3歳で申請する人が多い」って書いてありました。
うちはちょっと遅めの申請…だったのかな?
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追記
引越しについて、ぼんやりと考えていた。歩き出した頃初めてできたお友達とは半年でバイバイ、次の土地でも1年経たずにサヨウナラ、その次の地では9ヶ月…。こう書くと何だかなぁ。
新しいアパートでも泣きもせず、特に大騒ぎもせずいたぼっちゃま。全然平気そうだなぁ順応性が高いのかなぁと思っていたけれど、そうじゃなかったのかもしれない。引越しをする、住む家が変わる、まわりの景色も変わる、会う人も変わる、普段行く場所も変わる、家具の配置も違う――覚えたはずのことが役に立たない…。
ママはママで新しい土地に慣れるのに必死で、表面上は笑っていても最初の数ヶ月はピリピリしていたりわからないことだらけでため息ばかりだったりそんな状態だからイライラしていたりもするわけで。もちろん新しい職場になったパパも毎晩疲れていてやっぱりママと一緒でピリピリはぁ~イライラと精神面が不安定なわけで…。そうじゃなくても親も心情を感じ取ってしまう子供には辛かったかもしれない。
考え出すととまらないんですが(どんどん下へ下へ落ちていく)、初めてのお友達と別れてから、ぼっちゃまの様子を見ていて「ちょっと気になるな」と思ったのを思い出しました。あの頃なんでもっと心に余裕が持てなかったんだろう。何で「気になるな」程度で済ませちゃったんだろう。当時1歳半とか2歳とかだった…あの頃から療育施設に行っていたら、何かが変わっていたかもしれないのに。
本で狼少女の話を取り扱っているものがあって、狼に育てられた少女は人間の中で暮らすようになっても正しい会話はできない、というようなことが書いてありました。人間の言語能力は3歳までで決まる、と。ぼっちゃまは狼に育てられたわけじゃないし日本語の溢れる中で育っているけれど、言語に関する機能が3歳で決まってしまうなら、4歳である彼はどうなるんだろう。
うちのぼっちゃまはもう4歳と半年。未だに口にする単語は少なく、会話は皆無。まねっこは得意だけれど、言葉の意味をほとんど理解しない。もちろん日々進歩はしているのだけれど、…不安は募るばかりです。
